歴史 『ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)』

歴史 No.30 『ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)』 塩野 七生 著

 これまでの巻では1人の人物に注目しすぎず通史的にローマを描いていたが、本巻ではユリウス・カエサル1人に注目し、少し時代を遡ってまで彼の幼年期・少年期・青年期について記述している。これを読むと、彼の青年期以前は傍から見ると災難続きであったように見える。内政の不安から国外に脱出しなければならない立場におかれたり、借金まみれの生活を送ったりと散々だったようだ。女性にもてすぎたのもある意味災難ではなかったかと思う。とは言え、これらの経験があったからこそ偉大なるユリウス・カエサルが誕生するのであって、後の巻ではこの経験がどのように生きていくるのかを観察していきたいと思う。
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by jokerish2 | 2006-08-06 22:36 | 本:歴史・ノンフィクション
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